10年前の2007年に購入したFujitsu FMV-BIBLO LOOX T70UのWindows Vistaが2017年4月にサポート終了になることと、2016年の夏頃からWindows Updateが終わらない症状が続いていたので、どうせ使わないし、ということでOSを軽いLinuxに入れ替えることにチャレンジしてみました。
色々と調べてみて、Basixというのが良さそうだったのでこれを選択。
Baisx 3.0は以下から入手
http://ftp.riken.go.jp/Linux/simosnet-livecd/basix/
FMV-BIBLO LOOX T70UのCPU(Intel Core Solo U1400)は32ビットCPUのためダウンロードしたのは「basix-3.0_i386.iso」で、これをCD-Rに焼いて、CDからブートしてインストール。
インストール後、最初のログインで何故かパスワードを認識してくれず。
マウスで色々なところを触った後(ウィンドウマネージャの切り替えとか、ちょっと触れただけで変更はせず)、もう一度パスワードを入れてみると今度は入れました(謎)。
一番懸念していた無線LANの設定(SSID、WPSのパスワード設定とか)を行ったところ、きちんと繋がり、Firefoxとかでネットにアクセスできました。
日本語入力もMozcというGoogle 日本語入力のオープンソース版が初期状態から使えるようになっていて問題なし。
軽量Linuxだけありメモリも2Gあれば十分という感じ。
でもCPUが「インテル Core Solo 1.20GHz」というとても遅い物のため、Firefoxを立ち上げるだけでCPUのロードが100%になってしまい、ファンもしばらく鳴りっぱなし。
動画はどうかな、といことでFirefoxでYoutubeにアクセスしてみたところ、ちょっと重かったですが、動画も音もちゃんと再生できました。
あと、WindowsではいつもChromeを使っているので、オープンソース版のChromiumを追加でインストールしました。
(LinuxのChromeは今では64ビット版しか配布していないので)
ブックマークの同期などもちゃんと動いたので、いつも使っているブラウザ環境をほぼ再現できました。
(Google Musicによる音楽再生とかもできました)
ChromiumにはFlashが含まれていないのと、Basixの初期状態ではFlashが入っていないので、自分でpepperflashplugin-nonfreeを追加でインストールしてChromiumでFlashを使えるようにしました。
さすがに10年前のノートパソコンで、スペックも悪いので、ブラウザの動作が非常に遅かったです。
とはいえ、Windows Vistaのときから最新のChrome、Firefoxは遅かったんですがね。
OSの起動時間も結構短く、ブラウザ以外ならまだ十分使える状態になったと自己満足しています。
FMV-BIBLO LOOX T70UにBasix 3.0をインストール
2017年04月11日(火) 21時18分